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西神戸の犬の幼稚園*わんこのサービス Cliff > 犬の問題行動・トラブル一覧
犬の吠え癖トラブル
File#001神戸市 MIX
Cくんとある住宅街で暮らしていたミックス犬のCくん。
人が大好きで、会うとしっぽをブンブンふってくれ、なでて~と甘えてくれるとっても愛らしい子でした。
でも、車やバイク、動くものが苦手でした。Cくんは怖いから、ワンワン、ワンワン、大きな声で鳴きました。
怖いものがお父ちゃんお母ちゃんに近付かないように、守るために一生懸命吠えました。
するとある日、二人の元気がなくなりました。
何日も、落ち込んだような、悲しい顔をしていました。
だからCくんは、その間も必死になって二人を、お家を守りました。
それが、ご近所トラブルの原因になっているとは知らずに―――。
そして、ついに…、Cくんは、声帯除去手術をすることになりました。
Cくんは術後、かすれた声にならない声で、その日も泣いていました。
いつものようにみんなを守る声が、かすれて寂しそうに、泣いていました――――。
性格はとても穏やかで人懐っこい子でも、このような近隣トラブルになることもあります。
誰が悪いとかではなく、「しつけ」「トレーニング」がもっと普及して、
手術をする前に方法が知れていたら…
お互いにハッピーだったかもしれません。
このトラブルの原因は、外飼いで音慣れしていなかったことです
うるさいから、と怒るだけではなく、わんこの怖い気持ちもくみ取ってあげましょう
近年ではずいぶんと屋外で過ごすわんちゃんは減りましたね
ワンちゃんの健康面、老後を考えると、室内で過ごすことが望ましいとされていますが、反対にお散歩に出ない方も増えていらっしゃいます
生活に合わせて、お家の中も外も過ごせる環境を作れるといいですね♪
突発的に聞こえる車の音、バイクの音。
これに日常生活で慣れるのは、至難の業です。
録音または日常生活音CDを聞かせ(Cliffでご用意)小さな音から順化していきます。
また、興奮時にもコントロールができるように、対応する必要があるでしょう。
犬のトイレの失敗トラブル
File#002明石市 ポメラニアン
Oくん犬を飼い始めて、初めてのお悩み事と言えば「トイレ」。
1番多くご質問いただくのも、こちらのトイレのお悩みです。
トイレの失敗を繰り返したことで、あちこち異臭が…
部屋の一面にペットシーツを引いてみたり、トイレトレーを引かずに直置きしたため床が腐り、全面リフォームすることになったお家もあります。
また、初めて家に迎え入れた日や引っ越しなどで、自分の匂いをつけるためにあちこちマーキングすることもあります。
そうしたお困りの方が共通して言えるのは、大きなスペースで常にフリーで過ごさせていること。
トイレをするタイミングを知らない事、の2点です。
洗濯物や布など、ふかふかしたところにトイレをすることが多いです。
それは草むらでトイレをする犬の本能によるものです
しかしながら、犬もあちこちにしているようで、何か所か決まった場所でしませんか?
犬はもともと清潔に生活したい生き物なので、寝床とトイレは分けます。
そのため、トイレをする場所を決めて行っていることがほとんど。
お散歩時からマーキングを控え、トイレトレーニングをしておきましょう
トイレトレーニングを最高峰までにすると、ご家族様の合図で排泄するようになります。
また、大型犬はほとんど外での排泄が主だと思いますが、室内で排泄もできるようになっておきましょう。
老犬になり、歩くのもやっと…という頃になり、室内で排泄することになれていないわんこはずっと我慢し続けます。
いずれは我慢もできなくなり、自然と室内排泄や紙パンツに移行していきますが、膀胱炎になることもあります。
介護を見据え、10歳からのトイレトレーニングで室内排泄にシフトチェンジして成功しています。
雨の日や病気になった時にも、室内でできていると安心ですね
初めからフリーで過ごさせずに、サークル等で自分の居場所を作ってあげましょう
また、寝起き、ごはんの後、お水の後、運動の後など、トイレをしやすいタイミングも知っておきましょう
仔犬の頃は特にタイミングを知ることでトイレトレーニングがスムーズに行えます。
粗相した時に叱ってしまうと、「トイレすること自体」が悪いことだと思ってしまい
余計に隠れてすることもありますので、きちんとした場所でした時にきちんと褒め
ダメな所でした時は静かに清潔にすることが先決です。
犬の噛み癖トラブル
File#003明石市 トイプードル
Kくん子犬の頃の歯が生え変わり始めるころや、じゃれ合いの延長で噛みついてしまう。
これは遊び方やオモチャなどを変更したら、たいていは問題が解決ます。
しかし、犬が本気で噛んでくるのは、まったくの別物です。
自我の強い子や、怖がりの子にある「本気噛み」。
犬のしつけの仕事をしていると、手に穴が空いて内出血したり噛み跡がやんわりつくことはままありますが
血が出てしまうくらいに噛みついてくる犬は、一筋縄ではいきません。
小さい頃に犬が本気で怒ったら飼い主さんが許してくれたり、叱られる時に殴られてしまうとこの症状が出やすいです。
噛まれでビビってしまったり、反発する気持ちが出てしまうと、もう収集がつきません。
また、噛み癖や突発性のある攻撃性がある子には、十分な発散、オモチャ遊びなどが重要です。
そして、2017年3月9日に大々的に取り上げられ話題となった、ゴールデンレトリバーが女児を噛みつき死亡した事件。
土佐犬や野良犬の事件などが印象深いですが、大人しく献身的な犬の代表格とも言えるゴールデンレトリバーでさえ、本気で噛みつくことだってあります。
噛みつき事件は年間4000件とも言われ、特に脱走し興奮状態が続いている犬によく見られます。
4000件に入らない事件も一定数あると予想され、私自身も脱走した犬に噛みつかれた被害を受けたことがあります。
たまたま、自分の犬への被害はなく、血だらけになるほどではなかったこと、ドッグトレーナーという職業柄だったため何もありませんでしたが、他の人であった場合や、特に子供・愛犬に対して怪我を負わしていたら慰謝料や訴訟されてもおかしくはありません。
こんな事件を起こしてしまわないように、犬のしつけというのは普段から興奮の抑制をコントロールできるようになっておかなければなりません。
愛犬がカワイイからと言って、何でも犬のペースに付き合って
甘やかしてばかりで事件に発展してしまってはわんこも可哀想ですよね。
時には、人のペースに合わせて正しいしつけを行う事で
困った行動も減少していきます。
噛み癖がある時は、まずは歯がグラついていないかなど口の健康チェックをして
問題なければ十分に疲れるくらいに遊んであげてね!
犬の攻撃性によるトラブル
File#004姫路市 日本犬
Jくん犬が突然噛みついてきたリ、威嚇してきたリ、そのような経験はありますか?
なぜ、犬は何もしていないのに人に攻撃的になっているのでしょう
それは、それまでの環境や慣れない場所で怖がっているからという理由が多いです。
また、縄張り意識の強い犬もいますので、中には心を許した人しか近寄れない子もいます。
それは、犬のみが悪いのでしょうか?そうなる前に防げなかったのでしょうか?
これは普段の環境やトレーニングで変えることができます。
今は潰れてしまいましたが、ある保護施設の研修先で、ごはんの時ですら
その攻撃性が強い犬に近寄ることもできず、お皿も恐る恐るあげるような環境でした。
また、同じくその施設では攻撃性の強かった秋田犬を隔離し、1頭で過ごしていました。
だんだんと秋田犬は慣れてきてくれましたが、日本犬雑種のJくんだけは、最後まで距離を縮めることができませんでした。
また、せっかく里親さんが見つかっても、時折攻撃的になるため返って来てしまう子もいました。
別施設での研修先でも、老化により目が見えなくなってしまい、嗅覚や聴覚も衰え
突然出てくるものに対して反射的に噛みつくようになっているコーギーの子がいました。
このように、なぜ攻撃的になっているのかを解明してあげるだけでも
その犬を理解してあげることができたり、対策を考えることができます。
ただ攻撃的になるからと、殴ったり叩いたり叱ったりするだけでは
原因解明にはならず、結局繰り返して根本的な解決には至りません。
「噛むことがダメであること」を教えるのは必要ではありますが
それと力技で教え込ませるのとは、違います。
つい噛まれてカッとなってしまうこともあるかと思いますが
こちらが熱くなればなるほど、犬も反発してドンドン攻撃的になる子もいます。
犬にも自己や考えがありますので、押しつけではなくお互いの歩み寄りが大切です
まずは、なぜ攻撃的になってしまうのか理由を探ろう!
上から手を出した時?ご飯を食べている時?どこかが痛いから?老化が始まっているから?
どうしてそうなるのか、犬を観察していれば原因が見えるはずです。
上から手を出すのは人が下から手を出すようにし、物を守る時には手であげたるように、
突然そうなった時にはどこかをケガしていたり、老化の可能性があります。
判断つかない場合はすぐに動物病院か専門家に診せましょう
\初めて愛犬を幼稚園に通わせるんだけど…/
- 愛犬が大事だから、大切に思ってくれる人がいい。
- 一つ一つ丁寧に教えてほしい。
- どんなカリキュラムか分かった後に
トレーニングしてもらうか判断をしたい。 - 成犬ということで他店では断られたが、どうしても治したい。
- わんちゃんのお友達作りや、社会化を学ぶためにしつけ教室に通いたい