犬が家族になったら?
どんな犬種で、どんな大きさで、どんな毛色で…
たくさん相談して、もしくは保護した子をやっとの思いでお家に迎え入れ、どんな気分でしょうか?
これからの生活にワクワクがとまらないでしょうか?
ペットショップで出会った子は、言われるがままに必要なものを購入しますが、一から自分で揃えようと思うと、なかなかどこまで揃えたらいいかわからないことも。
そこで、今回は最低限いるものから、あると便利!という商品までご紹介します
飼い方がわからない方は、こちらを参照してみよう▼
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まだこれから迎えようと考えている方は、こちらをチェック▼
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犬を迎える前に、家の準備はできているかな?
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最低限必要なものは、たった3つ!
- ごはん
- お水
- ペットシーツまたは新聞
緊急時に犬を保護をした、という時の最低限の必要なものになります。
特に子犬や衰弱している時にあげるごはんは、固いフードや人の物をそのままあげるのは、まだ器官も発達していなかったり弱っていることもあり、消化不良や嘔吐などの原因にもつながります。
わかる範囲で買えるのならば、子犬は子犬用、衰弱時には缶詰など柔らかくカロリーの高いものなど適したごはんをあげましょう。
フードは色んな種類がありますが、必ず最初はお湯でふやかそう。
子犬や弱っている時には、犬用ミルクも栄養価満点♪
缶詰やウェットタイプも種類豊富!
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水は、自分が使っているお皿でも構いませんが、もしお皿の中に嘔吐してしまったり、ウンチを間違えてしてしまったり、となる可能性も0ではないので、消毒しやすいステンレス製だといいかもしれませんね♪
首をぐっと地面に近づけるのは、体が大きければ大きいほど犬にとっても負担が大きいもの。
わんこも首が凝っている子も珍しくありません。
なので、高さをつけてあげると喉のつまりも解消されるかもしれませんね♪
特にダックスフンドやコーギーなど、腰に負担のかかりやすい犬種には高さをつけてあげるといいでしょう。
また、現在は取り換える手間の少ないペットボトル式の物や、浄水器付きのものもあります。
ペットボトル式は水を入れる回数が減る分、放っておくと通り道にカビが繁殖してしまったり、浄水器付きは常に綺麗なお水を提供できますが、高価でカートリッジなどの維持費がかかります。
ステンレスは1皿約300円~で購入できますしカワイイ食事台も🍴
サークルなどでお留守番や飼う場合は、ケージに取り付けられるものが便利!
ちょっとセレブ?ペット用給水器
トイレはどうするのか?
最悪、外に連れて行って、ということもできますが、生後数か月で迎えた場合はまだ2回目のワクチンが接種できていないことも。
ワクチン接種ができていないと、まだ免疫が完全ではないため、危険が伴います。
なので、基本的には室内排泄。
大きくなっても、できるだけ家で排泄を済ませてからお散歩にでかけよう。
そのためには、ペットシーツか新聞が必要不可欠!
新聞は消臭効果は高いものの、量が多ければ漏れ出てしまうことも。
床に直置きはペットシーツでもカビの発生させてしまうことにもなるので、お勧めしないが、取り合えずには端っこにしなければ漏れ出る心配の少ないペットシーツは、とにかく便利!
大きさや厚さが商品によって異なりますが、小型犬はレギュラーサイズ、中型~大型犬はワイドサイズだと安心♪
こまめに取り換えることができるのなら薄型、お留守番が多かったり量が多い子には厚型がオススメ!
生活スタイルに合わせて
必須&便利グッズ!
さて、最低限のものをご紹介しましたが、あくまで数日間とりあえず過ごすくらいの目安のもの。
生きるためにはご飯とお水さえあればどうにかなりますが、上記グッズだけでは暮らしにくく、人と犬が共生するために必要なグッズもあります。
まずは首輪。
もし災害が来て離れ離れになってしまっても、外見だけの特徴だけでなく、首輪でも判断することができます。
また、首輪に鑑札など連絡先がかかれたものを装着しておくことで、迷子になってもすぐに連絡が届くことも珍しくありません。
首輪はデザインだけでなく、機能も見て選んでみよう▼
迷子札のオーダーメイドも今は通販ですぐできます♪
首輪と一緒にセットになるのがリード。
柄を合わせるために首輪と同時に購入する方もいらっしゃいますし、リードの種類によって選ぶことも。
リードの種類は特に問題がなければどんなタイプでも大丈夫ですが、なれるまではしつけができていないと飛び出しを助長させてしまうこともある伸縮リード(フレキシブルリード)はやめておきましょう。
参考までに、フレキシブルリードとは伸縮自在なこんなリードです
ハウスはベッドや
ドライブのお供にも!
フリーで自由に家で過ごしているわんちゃんも少なくありませんが、もともと犬は木の穴や土を掘って寝ていた動物。
狭いところや暗い場所はむしろ安心する場所でもあります。
家の中でサークルと一緒に併用して、犬専用のスペースを作ることがトイレを覚えるまでは特に望ましいでしょう。
また、ハウスは車での移動や、サロンや動物病院での受け渡しにも便利!
サークルは底があるタイプのものから、フェンスのみのものも。
後述する床の加工が終わっているのなら、フェンスのみの方がアレンジはしやすいかも♪
フェンスはケチってしまうと、元気があったり分離不安(人への依存が強すぎる)子だと脱走してしまうこともありますので、しっかりとした作りの物だと買い替えの不安もありません。
床への対策もしておこう!
現代多くなっているフローリングは、犬にとってケガをしやすい環境。
特に毛が長いロングコートの犬種は、肉球の間からも毛が伸びて、とても滑りやすくなります。
脱臼や骨折などの大きなケガにつながりやすくなるので、ジョイントマットを敷いたり、フロアマットを敷いたりと、犬が過ごす環境だけでも床に対策をほどこそう。
これは犬だけでなく、購入・賃貸に限らず家自体を傷ませてしまうことにもつながるので、人の懐のためにもしておこう。
赤ちゃんがいる方は併用もできますね♪
消臭グッズも忘れずに!
床の対策は、滑りだけでなく粗相をした時にも活躍します。
基本的には滑りにくさを重点的に、クッションフロアなどの防水性があるとお掃除もしやすいでしょう。
その時、ただペットシーツや新聞で吸収し、雑巾で拭くだけでは匂いが完全に途絶えることができず、決まった位置で排泄をする習慣がある犬は、またその上でやってしまいがち。
それを防ぐためと、悪臭対策としても消臭スプレーは必須。
現在は安全な消臭スプレーが普及し、そのまま犬の体に使っても、口に入れてしまっても問題のないものも存在します。
もちろん人もOK。ノロウイルス対策にも効果があるものもありますよ♪
掃除の面で関して、トイレトレイについては、オスなど足をあげることがなく、ペットシーツを噛みちぎったり乱雑にしなければ、サークル内では不要。
サークルのトレイに直接置いた方が漏れ出した排泄物の後処理が楽になります。
ただ、あくまでサークル内の話。
先ほどにも述べたように、直置きはカビの原因にもなり得るのと、犬にとっても場所が分かりやすいように、フリーの場合にはトイレトレイも購入しておこう。
かならずペットシーツのサイズに合わせたトイレトレイを選ぼう!
オモチャも大事!
わざわざ購入しなくても、オモチャについては自作や使い古しのタオルやいらない靴下などでも代用ができます。
しかし、共働きが多くなりわんこのお留守番は長くなりました。
そこで、お留守番時にオモチャがないとストレスであちこちを荒らしてしまう原因にも。
必ず、ボール、紐、トリーツ(おやつを中にいれられるもの)、音がなるもの、など用途や種類が違うものを用意してお留守番に備えよう。
歯磨きとストレス解消に♪
一人遊びもしやすいボール♪
中におやつやフードをいれて、長時間のお留守番もより楽しく♪
遊び方については、こちらを参考に☆
遊び方ひとつで、楽しくトレーニングもできます!
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犬もお手入れをして清潔に!
お手入れしないと、病気の原因にもなることも。
特に気にしてほしいのが爪。
狼瘡(ろうそう)という人でいう親指の付け根あたりにある爪は、伸びやすくお散歩していても削れることがない唯一の箇所。
放置していると、皮膚を突き刺してしまう恐れも。
他には、被毛のケア。
においだけでなく、べた付きや皮膚炎、ノミダニなどの温床に。
カットと一緒にすべてトリマーさんにお任せした方が綺麗に仕上がるかもしれませんが、自分で気になった時にできるようになっておくといいですね♪
他、耳掃除や歯磨き、目やにを拭いたりなど人と同じようにケアが必要になります。
犬用の爪切りはこちら。抵抗がなければペンチでもOK。
白い爪の子は血管が見えるので白いところだけを切ろう!
有名なのはAPDCの犬用シャンプー。
皮膚が強ければ、色んなシャンプーを試してみてもよいでしょう♪
犬用イヤークリーナー。
犬の歯磨き粉。
歯ブラシは人の歯ブラシでも構いませんが、口のサイズにあったものを選びましょう。
嫌がる子は、シートタイプのものもあります。
犬種にあったブラシの使い方はこちらを参考に▼
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後は、お散歩時に必要なウンチを取るためのアイテムも、トイレットペーパーとポリ袋で大丈夫ですが、便利なグッズもたくさん!
必要に応じて犬用ベッド、犬服なども用意してより素敵なわんこライフへ!