保護犬のしつけは特に焦らず寛大に♪

出張トレーニング

\保護犬出身のボクも楽しくトレーニング!/

元保護犬のミニチュアダックスフンドの

出張トレーニングをおこなってきました!

 

保護犬ならではの分離不安(依存症)から

狩猟犬にありがちな物を護る行動など

ご相談いただきました

 

他の幼稚園にも通っているということで

基本的なトレーニングは問題なくクリア🎵

 

物を所有してしまう癖があったので

「ちょーだい」でかえっこするトレーニングをしました

 

既にいいことしたら褒めてもらえることを知っているので

とても飲み込みが早いルカくん✨

 

物を守ってしまう子には「ちょーだい」という一芸・ゲーム方式で

犬も楽しんで放すようにトレーニングしていきましょう

 

代わりとなる物を用意して、かえっこするか

それに慣れて来ましたら放したら返す、を反復し

護らなくても返してもらえるんだ、ということを分かってもらえればOKです

 

 

他にも、ハウストレーニングやお散歩に使えるターゲットハンドなども行いました。

 

保護犬のわんちゃんにはどうしても歩調を合わせてしまいがちですが

人のペースを主導にしないと、心を許した後にわがままになって困ってしまうことも。

 

実際に、里親に出た子が出戻りしてしまう事例もいくつか見てきました。

トラウマになっていることを無理強いして克服することはありませんが

共に暮らす上での最低限のメリハリは必要です。

 

 

また、お近くの訓練所さんにも見てもらったこともあるそうですが

わんちゃんの性格や自分でトレーニングするには合わなかったというお話でした。

 

トレーニング方は1つではなく何種類かあり

極端に言うと「厳しく緊張感を持つ」方法と「長所を伸ばす」方法があります。

前者は大型犬やヤンチャすぎるわんこに効果的で、競技会やショーなどに参加する時に強さを発揮します。

一方で、一般の方がしつけるには難しく、訓練士さんにしか服従を示さなかったり、反発する子も。

 

後者は、専門用語で「家庭犬」と分類される、一般的に皆様が飼育しているわんちゃん達によく使われ現在のポピュラーな手法です。

飼い主様にも家でしつけがしやすく分かりやすい反面、甘やかしてしまったり気持ちが切り替えられず長引いてしまうことも。

また、人の声、おやつやオモチャに大きな興味を示さない場合に、ご褒美となる物を見つける必要があります。

 

 

しつけをやり始めるとつい完璧を求めてしまって躍起になってしまいがちになります。

そのような気持ちはわんこにも伝わり、圧を押し付けられて犬も嫌になってしまいます。

わんちゃんやお家の方針に合った方法で、人も犬も楽しくトレーニングできるよう心がけましょう。

 

保護犬カフェのことやたくさんお話もできました💛

また色んなことが出来るようになったルカくんにお会いできるのを楽しみにしております♪

 

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