
生後0~13日:新生児期
この時期に備わっている感覚器官:触覚、嗅覚、味覚、平衡感覚、痛覚、温度に対する感覚
まだ発達していない感覚:視覚、聴覚
この時期に人が手で子犬を持ち上げるなどのハンドリング刺激はのちに、成犬になってからのストレス対候性を高くする。
この他、数秒間だけ母犬から離れたところで冷たい床の上におき、温度に対する感覚等を刺激する
生後2~3週:いろんな器官が発達する
・目が見える
・耳が聞こえる
・食餌を自分で取って食べる行動を見せる
・排泄を自分で出来るようになる
・乳歯が生え始める
・四肢で歩行、尾を振る
母乳から離乳食へ3週間~30日頃からスタートする。
最初のうちは母乳や犬用ミルクを併用し、徐々に移行していきましょう
生後3~8週:社会化期
・探求心がでてくる
・自分に関係ある物に対して認識を深めていく
・母犬や同腹の子犬から嚙みつきの抑制や社会的かかわりを教えてもらう
・恐怖、驚き、服従行動などコミュニケーションを示す行動やボディーランゲージが現れる
・音に対して脱感作を始める
・金属音(工事音)、雷、花火、子供の高い声、車・バイクの音
・個体が社会に適応するために感受性が高く、子犬の社会化に非常に大切な時期
・生後4~6週で他の犬との、生後6~8週で人との社会化がスムーズに行われる
・この時期に刺激を受けると将来環境に適応する。
離乳食から子犬用のフードへの移行はこの時期から徐々にします。
特に子犬のうちから家族に迎え入れる場合はこの時期が多いので、最初からカリカリのドライフードのままあげないようにしましょう。
ドライフードの場合は、お湯でペースト状にふやかし、徐々にふやかす時間を減らしてカリカリフードへと移行します。
成長期の犬が1日に必要とするカロリーは成犬のなんと約2倍とも言われています。急激に成長する約生後10か月までの期間の栄養素は非常に大切です。
栄養バランス、消化吸収のよい食事という点でも、フードはきちんと子犬用をチョイスしましょう。
手作り食を行う場合は、きちんとした知識を持って、まずはアレルギーがないかもよく確認して行いましょう。
生後8~12週:楽しい経験をする時期
8~9週目の間は恐怖に対し敏感
経験することはすべて楽しいものでなければならない
・車に乗せる
・獣医に行く
・他の犬に会わせる
・他人に会う
・いろんな匂いを嗅がせる
生後90日ぐらいから、徐々に食事の回数を減らしていきます。
今まではお昼ご飯もあったのが、5~6か月で1日2回でも大丈夫になっていきます。
フードに慣れてくると、ガツガツと早食いするようになってきます。
健康的な犬はそれが当たり前で、ほとんど噛まずに丸のみする習性があります。
フードの表示を目安に適量を与え、詰まらせないように小分けにしたり、むせかえるようであれば手から与えたり工夫を。
フードの表示はあくまで目安であり、几帳面にg単位で守ることは逆に犬を苦しめることにも。
例え同じ体重であったとしても、その日の運動量や体調による消化能力や、寒い季節は特にエネルギーを必要とするので、やや多めにあげるなど臨機応変に対応していきましょう。
生後12~性成熟期
・以前より恐怖に対し敏感ではないため、慎重に社会化を進める
・自己主張が激しくなる
・足を上げての排泄
・知らない人や物に吠える
・性行為、発情
・縄張りの主張
ご飯の管理は、子犬用から成犬用フードへ大人の準備をしていきます。

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