
日本では昔は犬は屋外で飼うペットという意識があり、番犬として広く親しまれてきました。
しかし、現在の日本では番犬として活躍する機会もほとんどなく、室内で過ごすことが多くなりましたね。
大型犬の場合、場所を確保しないとなかなか難しいかもしれませんが、本来は犬は室内で過ごすことが理想的です。
それは群れで生活する習慣のある犬にとって、家族と一緒に暮らすことは自然なことで、犬も安心できます。
ですので、できるだけ人が傍にいる環境が望ましいとされています。
しかし、近年は共働き世帯も増え、ひとり暮らしの方も多いかと思います。
できるだけお留守番が苦手でない運動量の少ない犬種や、2頭迎えたり、休日は十分に犬のために時間をとってあげましょう。
また、コミュニケーションをとればとるほど、犬は人を信頼し、言葉も覚え、愛らしく、賢く成長していきます。
注意してほしいのは、部屋を清潔に保つことと、温度管理をすること、しつけをきちんと行うこと大切です。
おトイレの放置、抜け毛の放置、臭いの放置。
この3大放置は大変危険で、病気やノミダニなどの原因になりかねません。
それは犬だけではなく、人にもかかります。
特に犬は人と距離が近いので、人獣共通感染症(ズーノーシス)に気を付ける必要があります。
清潔にしていて、口を舐められたりしなければあまり気にすることはありませんが、犬を通して病気になってしまうこともありますので、気をつけましょう。
温度管理では特に鼻が短い犬は、自分で温度調節をするのが苦手な犬種で、熱中症になりやすいです。
犬は鼻腔(鼻の間の空間)で空気を冷やし、熱をコントロールしています。
そのため、鼻が短いフレンチブルドッグ、ボストンテリアなどの犬種は夏場には要注意です!

そして初めに躓きやすい、おトイレの失敗。
可愛くてフリーにして自由にさせてしまいがちですが、そうするとおトイレの失敗の可能性がUP!!!
はじめは寝床とおトイレが入るくらいのスペースがあるサークルの中で過ごすことが望ましいでしょう
そうすることで、お留守番の時間もお利口さんになりやすいです♪
食餌や寝る場所など日常的なしつけをしっかりしておかないと、後々困ったわんこに育ってしまいます。
また、室内にいると屋外で過ごす犬に比べ、鳴くと構ってもらえたり甘やかしてしまいがちになり、ワガママでいう事を聞いてくれないわんこになるケースも。
小型犬だとお散歩をしない、という方も中にはいらっしゃいますが、運動不足や日照不足になることもそうですが、社会化不足になることも深刻です。
室内にいてもボール遊びや遊ぶ時間を多く取り入れれば、運動不足はそれなりに解消されますが、社会化は外に出ない事には始まりません。
動物病院やトリミングで、外に完全に出ないわんこはいません。
いざお外に出た時、わんこは慣れない環境が怖くて、吠えてしまったり怯えてしまうこともあります。
また、ずっと同じ環境で、刺激のない毎日では犬も退屈しやすく、イタズラや自傷に繋がります。

5分でも10分でもお外に出て心のリフレッシュ、
刺激を与えてあげることがお外お散歩に出る大きな理由の一つです。
ぬいぐるみのようにかわいがってしまうのは、依存を強めてしまい
お留守番ができないわんこになってしまいますので、適度な距離感を保ちましょう。

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