
新生児期:0~4週
・授乳直後は、母犬が授乳も排泄のお世話も行う
・生後3週間ぐらいから、自分で排泄するようになる。
・生後3週間くらいから、五感が徐々に発達する
・生後3週間くらいから、離乳食を食べ始める
・この時期に兄弟犬と過ごすことで将来の問題行動に大きく関わる

幼年期:4週~12週
・足腰がしっかりし、走ったり、飛び跳ねたりするようになる
・母犬、兄弟犬以外にも興味を持ち、周りの様子を覚えていく
・食事、トイレなどの基本的なしつけを始める
・離乳食が完了したら、子犬用フードを与える
・母親からの免疫が切れる時期(個体差もあります)なので、ワクチン接種を受ける
※ペットショップで迎えた場合は、大体2回目を打っていることが多いが、小さいと1回目のところもあるので確認しよう。子犬の時期のワクチン接種は2~3回打つのが一般的。
・生後7~11週頃が環境に適応しやすいとされており、早く離れすぎると依存症等になりやすい。
※なお、現在は動物愛護法で生後49日(平成28年8月31日までは45日)以降でないと販売・展示ができないことになっています。
また、テレビ等の影響や去勢避妊が可哀想で一般の方が繁殖することが増えてきていますが、なるべく2ヶ月くらいまでは母親・兄弟犬と共に暮らしている方が、将来的に犬の社会を学んで、愛されやすい犬になりやすいですので、生まれて困ったからと言って、できればそれまでは譲渡しないでくださいね。

少年期:12週~6か月
・周りの関係性を感じ取るようになる
・3か月~4か月くらいで、地面におろして、犬が自由に歩く状態でお散歩にでる
※ 免疫等の理由によって業界でも考え方は様々ですが、しつけに関してはそれまでに抱っこ散歩(歩かせずに、数分だけ抱っこして外の世界を見せる)をすることが望ましいとされています。
・人間社会、犬社会のルールを覚える
・4か月頃から、歯が生え変わり、かゆくて物を噛むようになるので、噛んでも良いオモチャを与える
・5.6ヶ月頃から、ボール遊びなどの自由運動を取り入れる。(なるべく人と遊ぼう)
・ルールが知らないことばかりなので、できるだけ「叱る」よりも優しく「教えて」あげよう

青年期:6か月~1年半
・早い犬で6か月、遅い犬で1年を過ぎて発情期がはじまる。去勢避妊手術をするなら、この時期にしておかないと、自我が強い子になりやすい。
・1年前後で体は成犬近くになる。一般的に小型犬の方が成犬の身体になるのが早い。
・フードを子犬用から成犬用に切り替える。
・自分を表現するようになってくるので、それまで大人しかった子も活発になったりと、性格が変わりやすい。
・人間の子供で言うイヤイヤ期に似たような時期がある
・ここまででどれだけ犬のしつけが出来ているかで、これからの問題行動が固定されやすい

成犬:1年半~7年
・散歩や運動を十分に行い、日々に刺激を与えよう
・ブラッシングやシャンプーなど丁寧に行い、被毛の美しさ、清潔さを保つ
・肥満に気を付け、健康チェックを行う。肋骨が触れないと肥満という目安になる。
・引き続き社会化を続けていないと、普段の生活で問題行動を作る要因になり得る。
・子犬の時期よりもしつけが入りにくくなる。(できないわけではない)

アダルト、老犬:7歳~
・病気にかかりやすくなるので、日頃から観察することが大切
・無理のない範囲で運動をさせる
・温度調節が自分でできにくくなってくるので、暑さ、寒さ対策など住環境を充実させる
・大型犬は特に7~8歳頃に大きな病気にかかりやすいので、注意深く見て居よう
・7歳からシニア犬とされているが、現在の平均寿命は13歳ほどで、20年生きる子も度々いる
・犬も介護が必要であり、認知症、筋力低下、視力・聴力低下など体の変化が起こってくる

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