シャイで恥ずかしがり犬の、成長♪
チワワちゃんの女の子が遊びにやってきてくれました☆
人や物に隠れて、こちらの様子を伺って、中々でてきてくれませんでした。
元保護犬ということもあって、人や慣れない環境を特に怖がっているようでした。
トラウマを持っている犬は、怖くて攻撃的になるか
このように怯えてシャイになるかの二極になることが多いです。
チワワちゃんは怯えてしまっていたので
なるべくこちらからも大きなアクションを取ることはせず
他の子と遊ぶことで楽しそうにしていたり、向こうから来てくれるのを待ちます。
シャイな犬の接し方は、どうすればいいの?
なかなか、文章でお伝えしても、イメージが湧かないですよね。
天才!志村どうぶつ園の保護犬ゼロ部のコーナーで
ぺこ&りゅうちぇるさんが広島県の動物保護施設ピースワンコジャパンさんにて
サリーちゃんなどわんちゃんの社会性のトレーニングをする様子が放送されています。
ご覧になったことはありますでしょうか?
番組をご覧になった方はご存知の通り、
シャイで怯えていたサリーちゃんが、お二方に心を開き、明るくなっていきました♪
専属のトレーナーさんがついていたかもしれませんが、
ぺこ&りゅうちぇるさんがしていたことは、保護犬でトラウマを抱えている犬に対して
最高の触れ合い方、接し方をしていました。
イメージはサリーちゃんとの接し方を想像して頂ければ、とても掴みやすいと思います。
同じようにシャイなこの子に、少しずつ距離を縮めることで、ちょっとずつ心を開いてもらえ
他の犬と一緒におやつを食べることができました!
他の犬と一緒に過ごしたり、おやつを食べることはスゴイことなの?
そう感じる方は、多いと思います。
一見、何でもないようなことに思えますし、元気で人懐っこい子は自然とすることですが
シャイな子にとって、「他の犬とおやつを食べる」ということは
「他の犬の傍」が試練であり、「慣れない人からオヤツをもらい」「違う環境で食べる」こと、
すべてに勇気がいることで、お友達がガッツイてシャイな子の分も取ってしまったり、
人がオヤツをあげる時に変なアクションをしてしまっては、せっかく縮めた距離がマイナスになってしまいます。
それだけ繊細で、1つ1つの行動に気を配らないと、中々心を開いてはくれません。
近年は気軽に個人間で保護犬の譲渡をすることも増えてきました。
個人間の保護犬の譲渡は、性格や特性を知っていないと症状が悪化するかもしれません。
施設などで譲渡される時には、ピースワンコジャパンさんのようにある程度
譲渡できるくらいまでトレーニングされていることもありますが、個人の方では中々専門的に訓練することは難しいです。
保護犬の中でも怖がりな犬というのは特に注意が必要で、業界の中でも慎重に接することが常識です。
個人間での保護犬の取り扱いは、本当に知識がある方でないと危険で
まったくごはんを食べてくれなかったり、どんどん衰弱してしまうケースもあります。
怖がりな犬に気を付けてほしい事。
それは、犬にしてしまいがちな「上から犬を撫でる」「立った状態から覆いかぶるように撫でる」ことは
人が巨人に上から撫でられたり、覆い被さられる恐怖と同じ気持ちになります。
ちょっとイメージしただけで、潰される!殴られる?!という恐怖感や圧迫感がありますよね。
1番原因を見落としがちで、ご家族様も分かりづらいのが
「トラウマを持った時と同じ環境、同じような服装、匂い」をしてしまうことです。
悪質ブリーダーさんでトラウマを抱えた子に多いのが、ケージの中でパニックになったり
あるいは固まってしまったり、誰かが離れることを以上に恐れたり。
また、それまで飼育していた人が「男の人」だったり、常に「黒い服」を着ていたり
それで印象がつけられていると、それだけでも怯えてしまうこともあります。
そして中でも気づきにくいのが「タバコ」や「香水」などの匂いだったりします。
香水の場合は、つけなければ問題ないですが、タバコなどヘビースモーカーの方が
ご家族の中にいらっしゃると、タバコのにおいだけに反応して、ずっと家の中でリラックスできなかったり
スモーカーの人にだけ近寄ってこなかったり、という現象がおきます。
きちんと専門家や、知識を身に着けてから迎えてあげると、保護犬もスムーズに新しいご家族に慣れることができますよ♪
保護犬やシャイな子は、どうしても他の犬より時間がかかったり、ペースが遅くなってしまいがちです。
そういう時にイライラしてしまったり、急かしてしまっては、犬に気持ちが伝わり余計に怯えてしまいます。
「待ってあげる優しさ」が重要で、気長にその子のペースに合わせてあげましょう
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