
先住犬優先が、多頭飼いの基本ルール
すでに先住犬がいるところに犬を連れてくる場合は、子犬はすぐに慣れますが、先住犬や成犬はよそ者に対してストレスを感じます。
相手を攻撃しないからと言って、安心は禁物です。しばらくは気を付けて様子を見守りましょう。
具体的には、食事、おやつ、散歩、遊びなど何でも先住犬を優先させます。
少しエコヒイキするくらいの気持ちで、新しい子に対して嫉妬させないことが大切です。
また、先住犬が食事をしている周りや寝床に、新しい犬をむやみに近づけないようにします。
もし、食事をしているところに犬が近づき、先住犬が唸ったり噛んだりしても、叱らないで上げてください。
先住犬は犬社会のルールで新しい犬に教えている最中なので、飼い主はあまり介入しないことです。
新しい犬が可哀想に思えるかもしれませんが、犬社会では先に住んでいる方が原則お兄ちゃん・お姉ちゃん役をするので、攻撃的になりすぎないのであれば、そのまま任せていた方が新しい犬もケンカせずに早く自分のポジションを見つけることができます。
そして、先住犬お可愛がった後で、新しい犬も可愛がってあげましょう。
こうして徐々に、「飼い主さんが可愛がっているから、仲良くしよう」という気持ちになっていきます。
お互いの存在に完全に慣れるまでは目が届かない所で2頭だけにするのはやめましょう。
もし、飼い主さんがこのルールを守らず、新しい犬を優先で可愛がったりすれば、先住犬が反抗的になったり、呼びかけに無反応になったり、実際に病気になったりすることもあります。
先住犬との対面の仕方
1.子犬を抱いて、先住犬に会わせる
2.先住犬が攻撃的な反応でなければ子犬を床に置いて様子を見る
3.先住犬がうなったり攻撃しそうになったら、「ダメ」と制し落ち着くまで待とう
犬と猫は生活スタイルが違う!
犬同士の多頭飼いに次いで、同居することが多い猫ちゃん。
しかし、犬と猫では生活スタイルが大きく異なります。
例えば、食事1つとっても違います。
犬は一気に食べるのに対し、ねこは気が向いた時に少しずつ食べ、食器にフードが残っている場合もあります。
猫の食器は犬が届かないところに置きましょう。
トイレも別々にし、猫のトイレは犬がイタズラや砂地タイプの物だと誤飲もしてしまう可能性があるので、猫だけが出入りできる扉など、専用の物を用意していると安心でしょう。
犬と猫では遊び方も違います。
犬の方が遊び好きなので、ずっと誘ってきたり寄り添ってきますが、猫は嫌がって逃げたり引っかいたりすることもあるでしょう。
生活するスタイルも違います。
犬は人間と同じ生活スタイルに合わせられるのに対し、猫は夜行性です。
猫のペースに犬が付き合ってしまうと、一緒になって遊びだしたり
なお、先住猫に対しては、先住犬と同様に食事など何でも優先してください。
やはり猫も精神的に不安にないr、病気になったり家出をしたりというケースもあります。
犬は周りの環境や関係を重んじる動物なので、最初から「後から家族になった」ことを理解させると順応するのが早いでしょう。
猫と対面の仕方
1.猫がひっかく場合もあるので、子犬をケージに入れ猫を抱いてあわせる
2.落ち着いて来たら、床に置いて様子を見よう
小動物との同居は要注意
ハムスターやウサギ、フェレット、小鳥などの小動物と犬を同居させる場合、絶対に飼い主の目の届かないところで一緒にさせないでください。
最初は、小動物をケージに入れたまま対面させます。猟犬はもちろん、その他の犬種でも狩猟本能が目覚め、襲う可能性があるからです。
ケージから出す場合は、犬が飛びかからないように制し、様子を見ながら5分程度の短い時間から徐々に慣らしていきましょう。

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